石川県のパワースポット(イヤシロチ)2

「白山 人間の悪念の浄化に限れば位山より上」

 2004年の9月に、白山に登りました。20年前の冬に金沢の町から見て、いつか登りたいと思い続けていました。

 私が選んだ登山道は平瀬道。往復9時間。日帰りできる唯一のコースです。とっかかりは見晴らしの悪い急登で、何度もくじけそうになりましたが、山頂が見えると元気が出て何とか山頂に到着しました。山頂からの眺めは雄大で、見えるのは雲と山また山。

 いい波動を全身に浴びながら1時間ほど山頂で過ごした後、びびりながら下山開始。なぜびびったかと言うと、前日親子連れのクマが山頂付近の斜面で目撃されたという話を、他の登山者から聞かされたからです。この日私は月山山頂で購入した熊よけの鈴を忘れていました。そのことがよりいっそう恐怖心をあおりました。

 下り始めて1時間半たち、恐怖心が薄らいだころ、突然、木々の奥から、「ウー」という獣のうなり声。姿は見えませんが、間違いなくクマです。「ひえー、クマに食われるゥー」次の瞬間私は大声で歌いだしました。

「ある日」 (ある日)

「森の中」 (森の中)

 「森のクマさん」の一人輪唱です。繰り返しのほうは声色を変えています。一人じゃないぞ、二人いるぞと思わせるためです。「森のクマさん」を選択したのは、山でクマに出会ったら「森のクマさん」を歌おうと、数日前に知り合いと話したからです。びびりながらも、少しだけ気持ちに余裕がありました。しかし歩く速度は無意識のうちに2倍になっていました。

 一人輪唱が功を奏したのでしょう、無事登山口にたどり着きました。ふと気がつくと、私の心と体は思いっきり浄化された状態になっていました。

 事故や怪我には、必ず悪い波動が関わっています。もしクマに出会ったのが行きだったら、私は食われていたかもしれません。白山のいい波動が私を守ってくれた。そう思っています。

 いつかまた白山に登るつもりです。「森のクマさん」が何番まであるか知りませんが、いざという時のためにすべて暗記したほうがいいなと思っています。


白山登山  平瀬道1


白山登山  平瀬道2


白山登山  平瀬道3


白山登山  平瀬道4


白山登山  平瀬道 5

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